雨にも負けず!

昨日は「いのちの落語独演会」
台風の影響で朝から小雨。開場してから1番太鼓が
聞こえてくる頃には雨脚が強くなってきた。
台風が九州から四国へと進んでいる。

キャンセルが多いのではと心配していたが、
開演する頃にはほぼ例年通りだ。

山形、新潟、名古屋、大阪からも。
博多から朝7時に羽田に着いた人も。
こんなにも熱い思いで「いのちの落語」を待っている人が
多くいることに感謝。

「いのちの落語」が1年の目標であり、「いのちの更新」
と思いを新たにする場でもある。

そういえば17年間で中止となったことはない。
9月は台風シーズンなのにありがたい。

 

笑いは
最高の抗がん剤

 

いのちの落語独演会

ツクツクボウシが鳴き、もう9月。いよいよ「いのちの落語独演会」の
準備も終盤に入る。少しずつ気持ちが引き締まってくる。
がん本人と家族を毎年招待して今年で17回目になる。

最初から毎回来てくれる人、抗がん剤投与の時期を落語会に合わせて
来てくれる人。病院から来て病院に帰る人など様々である。

「深刻な話と思いきや病院・家庭での出来事にこんなにも笑える」のは
同じ思いをしたからこその共感のある笑いだ。
だからこそ「笑っているのに涙がでる」と何人もの人から聞く。

悲しいことがあると感情も凍りついたままだ。
「時計が止まったままです」と表現される方もいる。

嬉しいことに
「いのちの落語会で笑ったことがキッカケで前向きになれました」と
声をかけていただく。
スタッフが着るTシャツも出番を待つ。

 

 

 

お金で買えない感動!

一年に一度の「いのちの落語独演会」がいよいよ一週間後に迫ってきた。
夫が生きるはずのないと言われたがんに出会って5年経った2001年に、
二つ目のいのちをいただいた恩返しにと開いた落語会が始まりだ。

今年が16回目16年になる。毎回250名をご招待する。初回から延べ
5300人の方をお招きしてきた。参加できるのは、がん仲間とその家族だけ。
がんのつらさや苦しさを当事者として実感している人に限定している。
スポンサーもつけず、夫と二人で手弁当で運営してきた。今では趣旨に賛同して
いただいた大勢のスタッフの方も支えてくださっている。

長く続いているのは、終了後のロビーで皆さんから「ありがとう、来て良かった。
来年もきっと来ます」と、涙でくしゃくしゃになった笑顔を残していかれる姿を
見てこちらもやって良かったと思えるからだ。

抗がん剤治療の日程を調整して足を運んでくれる人。台風直撃の中を名古屋から
新幹線に乗ってたどり着いた人。病院から外出許可をもらって終わったらまた
病院へ帰る人。皆さんが「笑って生きる希望と勇気を見つけるんだ」とこの
独演会を何より大事な自分の生きがいにしてくれている。そうした人達の思いが
伝わるからこそ、お手伝いしてくれるスタッフも長い間引き続き集まってくれる
のだと思う。

独演会が終わり、家に帰って「あなたの声」を読むのも楽しみだ。ほとんどの人が
このシートに書いて残してくれる。病歴を丁寧に裏までびっしり書いてあったり、
演目の感想や提案、退院してからの目標や仕事のことなど様々だ。

気取りもなくその場で感じた思いを素直な文章で綴ってあり、本人や家族の
気持ちがダイレクトに伝わってくる。そしてどれも「ありがとう」と書かれ
ている。この言葉は人を幸せにする。
今年も夫と二人で「ありがとう」の気持ちを込めて皆さんをお迎えする。

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9月18日今年もここ東京・深川で
「いのちの落語独演会」が開催される。

 

お寺で落語の納涼寄席?!

昨日、お寺で落語の納涼寄席のお手伝いをした。東京調布の光源寺さん。
「えっ、お寺で落語?」と不思議に思われた方もいるかもしれないが、
葬式だけにとどまらず、春はコンサート、夏は納涼寄席、他にバザーや
講演やがん患者会なども開催している。

門徒さんに限らず広く一般の方に気軽にお寺に入ってもらおうとリビングには
いつでもお茶が飲めるようにしている。
「今を輝いて生きることを伝えたい」というご住職のお考えなのだ。

今年で18回目となる納涼寄席で、夫はがんに出会って生きてきた経験から生まれた
「いのちの落語」を毎年公演してきた。今年は会場に入り切れないほど多くの方が足を
運んでくださった。笑って笑って素敵な笑顔になっていく。

思いっきり笑った後の手作りの料理とビール🍺 最高!

『噺(はなし)より 料理がうまい 光源寺 』

小風