「将来が不安!」

今年に入ってから3名のご高齢の「お一人様」から相談を受けた。
「倒れて誰も気付かなかったらどうしようか」と思うと不安になるという。
今住んでいるマンションをどうしたらいいのか、お墓は?と考えると
次から次へと不安材料が出てくるという。

「病気になる前に老人ホームに入れば心配いらない」と思っている人が多い。
ところが老人ホームは治療はしない。熱がでた時は、病院までは老人ホームの
スタッフが付き添ってくれるが、入院手続きはしないし、手術の時の保証人に
なれない。あくまで家族がしなければならない。

地域包括支援センターや地域福祉協議会などがあるのを説明したが、
個別に万全のケアは難しい。ネットで調べても有料老人ホームと
住宅型老人ホームの区別も分かりづらい。

この間、テレビで小学生のお小遣いの使い道を聞いたら、貯金するのが
ほとんどだと伝えていた。その理由を尋ねると
「将来が不安」と小学生が答えていた。

高齢者だけでなく小学生も「将来が不安」と思っている。

津波から着物を守ったのは!

今日の午後、偶然「黙祷」というアナウンスが聞こえる場所
にいて黙祷しながらもう8年たったことに驚いた。

「津波もがんも笑いで越えて」の村崎茜さんのモデルの鈴木ツマさんに
お会いしたのは、この本が出来た時の4年前であった。
ツマさんはまだ仮設住宅に住んでいた。

その時、ツマさんが着ていた和服に少し違和感を覚えた。
家を流されたのに立派な着物!?
ツマさんはみんなの疑問に答えるようにというより嬉しそうに
流された家の土台の土砂から掘り起こされた桐たんすから
出てきたという。

桐たんすは湿気に強いと聞くが、土砂の中に長い間埋もれていても
水一滴も通さなかったのである。桐たんすは濡れるとしっかり
密閉するということが証明されたのである。
職人さんの技術も素晴らしい!

着物はどんな言葉より励ましてくれたという。
ツマさんは3年前に市の集合住宅に入ることができた。

もう一人竹内彩さんのモデル渚さんの子供たちは震災当時は
小学生だったが上の息子さんは2年前にに高校卒業。
去年、渚さんから小さいながらも新築したという喜びの
メールをもらった。

 

体験者の迫力!

先日、遺言を依頼したAさんから貴重な東京大空襲の話を聞く
ことができた。当時、Aさんは小学生で深川に住んでいた。

大空襲の時は、父母と兄弟で一緒に逃げ回り、近くの4階建ての
小学校に逃げ込んだという。生存した同級生はたった2人のみ!
その時の様子をAさんは静かに話し出した。

その日は3月で、強い北風が吹いていた。火が走るようにあちこち
飛び火して町を燃やしつくした。B29の爆音と日本軍の応戦の爆音で
雷が落ちたような大轟音が2時間続いたという。

幾つかのテレビドラマでは風が強いことは触れていない。
日本軍の応戦もAさんから初めて聞いた。
熱い爆風、大轟音、きな臭い匂いが伝わってきた。

世界的にさざ波が立ち始めているような漠然とした不安を
もつのは私だけだろうか。
一人一人の心の中は平和を願っているのに。

 

ついに開花!

 

ハンコと電子署名

いつの間にかショッピング通りのハンコ屋さんがなくなっている。
今では印泥を使わない簡易のハンコが多く使用されているし、
一般的に頻度の高い名字のハンコは100円ショップで買える。
都内ではハンコ屋さんが3分の1に減少していると聞く。

行政庁等に提出する委任状で、押印は認印でOKというのがある。
この場合、珍しい名字でない限りハンコは誰でも手に入れられる
ので、押印することに疑問をもっていた。

実印を押印するのであれば、印鑑証明書と照合して本人かどうか
チエックできるのに認印は照合がなく形式的すぎる。

先日、新聞に書類を改ざんされないよう電子署名にする改正案が
だされたと報じていた。会社や役所のトップダウンの持ち回り
書類はペーパーレスになり、時間の短縮につながる。
さてAI 時代委任状の押印は変化するだろうか。

雪に埋もれても
優雅に咲く

法定相続情報一覧図

法定相続情報証明制度が施行されて、今年の5月で
2年になる。
1番のメリットは相続登記より、銀行口座の名義
書換や解約ではないだろうか。

先日の相続による銀行口座解約は、被代襲者が3人で
相続人が6人であった。戸籍謄本も典型的な妻と
子供2人のケースより約5倍の量だ。

銀行の受付係の人が
「法定相続情報一覧図があると楽です。この量だと
戸籍調査に一日がかりです」

銀行によっては法定相続情報一覧図を知らない担当者もいる。
新しい制度が浸透するのに時間がかかることを実感した。

 

早春に泳ぐ

法改正ラッシュ!

今年は民法、会社法、消費者契約法、出入国管理法、働き方改革関連法など
多くの身の回りの法律改正がある。

今日からは自筆証書遺言の相続財産目録をパソコンで作成して添付できる
ようになる。確かに敷地権付きマンションの表示の仕方は慣れていないと
正確に書くのは難しい。自筆証書遺言を考えている人は今日から
気負わずに書き出せると思う。

7月には遺留分などが改正施行される。特に私が注目しているのは
亡くなられた方の相続人以外の親族が療養看護した場合は、一定の
要件の下で相続人に金銭請求できる特別寄与者の新設だ。

相続の相談を受けていると、同居している兄嫁だけでなく親戚間で
世話をしていることも多い。兄嫁が躁うつ病で家事ができなくなり
弟嫁が兄の子供の世話を長年して、弟の看病もして看取ったことを
聞くとなんとかならないのかと思っていた。

しかし、金銭請求は相手が親戚なだけに、実際、弟嫁が請求するには
ハードルが高いかもしれない。
やがてこの制度が社会に浸透すれば、親戚間の療養看護の
受け止め方も変わってくると思う。

自筆証書遺言の相続財産目録についてもっと簡単に
できる方法もあります。
詳細はひぐち法務事務所までお問い合わせください。

 

今年は明るい年に

 

今年、飛びます!

昨年は多くの方から『「ブログそよご」を読んでいます』と声をかけて
いただくことが多かった。本当にありがとうございます。
神戸の方からのメッセージや外国旅行中という方が写真をメールで送って
くださったりで、感謝申し上げます。

先日、Aさん(61歳)から
「働くことになったので130万円の壁を教えてください」と言われました。
調べてみると、60歳以上は年間収入は180万円未満で、且つ被保険者の
年間収入の2分の1未満なら、被扶養者のままである。

人生100年時代、中学時代の友達が「80歳まで働く!」と
躊躇なく答えたのを思い出した。65歳から再就職する人が増加すると
これから介護保険なども聞かれるかもしれない。

一般の人は行政書士、司法書士、社会保険労務士等の区別がつかないと
無料相談会でよく聞かれる。
街の法律家と名乗る以上、民法の知識だけでなく身近な健康保険法や
労働法なども基本的なことは理解しておく必要があると実感した。
相続や法律相談も幅広く対応していきたい。

 

外国人申請取次実務研修

先日、外国人の在留資格申請取次の実務研修があった。
参加者が多く入管法が改正されたことで関心の高さが
伺える。まだ、政省令が何も決まっていないので、
新しい情報が入管管理局にもないとのことだった。

しかし、怪しいブローカーが動き始めているらしい。
例えば、書類は全てブローカー側が作成するので、
申請だけお願いしたいという依頼が増えているとのこと。

明るいニュースとして、外国人留学生の就職相談を開始して
いる。本人が直接行かなければならないが、日本語が
不安な人は行政書士が付きそうこともできる。
本当に少しずつでも、働きやすい方向に進んでほしい。

 

寒波到来!

出張買取!

この頃、よく耳にするのが出張買取だ。
テレビでは200万円の振袖がたった5千円と
言われて迷っている場面が映し出されていた。

日常の普段の生活で着物姿は見かけなくなった。
ノーベル賞授賞式で本庶佑氏が紋付き袴でスピーチ
しているのをテレビで見た。凛として格調高く
着物は良いと思うが、クリーニングや着付けに
要する時間など今の生活になじまない。襦袢、
足袋などアイロンがけに2時間はかかる。

それでも、まだタンスに着物をしまってある家は
多い。10年後20年後はどうだろう。
一般家庭のタンスの中に着物はないかもしれない。

着物だけでなく、畳の部屋がある家も少なくなっている。
PayPayのスマホ決済が試験的に実施され終了した。
これからスマホ決済も少しずつ増えていくと思う。
生活スタイルは今、端境期にあるようだ。

 

水槽もクリスマス

 

 

 

スタッフがほぼ全員外国人!

先週、東京駅のすぐ近くで大学の忘年会があった。
店のスタッフはほぼ全員外国人で予約する時も、外国人が
応対しテーブルの並べ方が上手く伝わらなかったとのこと。

焼酎のお湯割りや日本酒の銘柄など難しい注文に一生懸命
聞いて、持ってくるのは大変な仕事だと思う。
日本語の勉強は働きながら習得せざるを得ないようだ。

出入国管理法改正案が成立し、来年4月から施行される。
最低賃金確保、生活支援、待遇などは中長期的に取り組み
政省令で決め細かく決めてほしい。

中国やタイでも少子高齢化や労働不足で人材確保を目指して
いるので、日本が良いと思ってもらえる制度になってほしい。

特定技能1号、2号など新設される在留資格と対象業種などを
具体的に対応できるように勉強しなければならない。

 

冬本番