がん免疫薬キイトルーダ

がん細胞が免疫の働きを邪魔するのを防ぐ薬である。アメリカで開発された。
日本で開発されたがん免疫薬オプジーボは体重60㎏の人で1年間1750万円に
対して、キイトルーダは体重に関係なく1年間1400万円である。
キイトルーダは皮膚がんと肺がんに効く。

何と言っても1番の違いはオプジーボが抗がん剤を投与した後でないと効果がない
のに対して、キイトルーダは抗がん剤を投与していなくても使えること。
抗がん剤を投与すると副作用が出て、体が大きなダメージを受ける。
この大きなダメージ受ける前にキイトルーダは使うことができるのが
最大のメリットだ。これなら患者の体への負担が極めて少ない。

患者にとって朗報であることには間違いないが、価格が高すぎる。
もう少し庶民の手が届く価格であって欲しい。新聞によれば
世界で新たながん免疫薬の治験が1000件以上進んでいる。
画期的な新薬を大いに期待したい。

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