声をあげたいけれど・・・

最初、外国人の在留資格の体系がわかりづらかった。
しかし、「労働力はほしいが、日本に永住は困る」という
本音のフイルターを通してみるとよくわかる。この本音が
いろいろひずみを生んでいる。

新聞、テレビで技能実習生が失踪したり、雇用を一方的に
打ち切られたり、放射能の除染作業と知らずに働かせられた
などが報道されている。また給料が極端に低いところも
あったと聞く。技能実習生は転職できない。雇い主にたてついて
本国に帰国させられることを恐れて何も言えないこともある。

彼らは本国から出てくるとき、100万から120万円の借金をかかえて
日本に来る人も多い。留学生は週28時間内のアルバイトができるが
日本語学校の授業料や家賃、仕送り等でやむを得ず、制限以上に
働いている人もいると聞く。

雇い主で技能実習生に労働法が適用されることを知らない人も
いるという。確かに人手不足を解消しなければならないが、
労働環境を調えることも必要だ。
「日本で働いて良かった」という声が聞けるよう入管法の
改正を望みたい。

 

小春日和が続き
野菜が安い!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です