体験者の迫力!

先日、遺言を依頼したAさんから貴重な東京大空襲の話を聞く
ことができた。当時、Aさんは小学生で深川に住んでいた。

大空襲の時は、父母と兄弟で一緒に逃げ回り、近くの4階建ての
小学校に逃げ込んだという。生存した同級生はたった2人のみ!
その時の様子をAさんは静かに話し出した。

その日は3月で、強い北風が吹いていた。火が走るようにあちこち
飛び火して町を燃やしつくした。B29の爆音と日本軍の応戦の爆音で
雷が落ちたような大轟音が2時間続いたという。

幾つかのテレビドラマでは風が強いことは触れていない。
日本軍の応戦もAさんから初めて聞いた。
熱い爆風、大轟音、きな臭い匂いが伝わってきた。

世界的にさざ波が立ち始めているような漠然とした不安を
もつのは私だけだろうか。
一人一人の心の中は平和を願っているのに。

 

ついに開花!

 

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