現場の早さ!

先日、肺がん患者の会に招かれた。
講演後はグループに分かれて、気軽におしゃべりする会にも
参加した。10人位で皆さんが初対面だったにもかかわらず、
みんなが肺がんなので、治療や薬も同じ人もいて話がはずんだ。

その中で年配のAさんが
「抗がん剤が効かない。治療法がない」と主治医に言われ、
どうしたらよいかわからないとのこと。
セカンドオピニオンを受けたらという意見に
Aさんは戸惑っている。主治医の先生に嫌な顔されたり
ちゃんと見てくれなくなったらと心配している。

「セカンドオピニオンの先生が良かったら?」とAさん。
「その時は先生を変えればよい」とサバサバした意見があり
Aさんは納得した様子。参加したグループではほとんどの人が
セカンドオピニオンを求めていた。中には病院で4枚も
紹介状を書いてくれたという。
セカンドオピニオンが浸透し、多くの人が利用している。

キイトルーダとシスプラチン等の混合の抗がん剤の投与を
受けている人もいた。キイトルーダはオプジーボのすぐ後に
認可された薬。保険適用もつい最近だ。
キイトルーダは抗がん剤投与の後でなくても使用できるので
注目していた。治療現場は素早く対応している!

やさしい香

 

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