ハワイのフルマラソンに参加!

そよごの会のメンバーは皆さん元気いっぱい!今回は、メンバーの中でがんのご主人と夫婦揃ってホノルルマラソンに参加しているAさんの紹介です。ブログ掲載について、Aさんには「現在がんと闘っている一人でも多くの方に、ステージⅣでも諦めないことが大切というメッセージが伝われば]と快く承諾をいただいております。

Aさんのご主人に進行性胃がんが見つかったのは今から11年前。根治手術を目指して抗がん剤を投与するも鎖骨リンパ転移が判明。ステージⅣでした。Aさんは手術を諦めきれず第2、第3の意見を求めて、気がついたら医師6人の意見を聞いたとのこと。

手術後もリンパ節転移を繰り返しましたが、希望を託した未承認薬(現在は承認済み)が劇的な効果をもたらし奇跡的に元気になりました。当時、未承認薬投与を開始したばかりで腫瘍マーカーが高い中「元気になってほしい。がんになる前に還暦祝いで参加したホノルルマラソンの感激をもう一度味わってほしい。」Aさんの思いで10キロのウオークに参加したそうです。

腫瘍マーカーが基準値内を推移した翌年からホノルルマラソン42.195キロを約8~9時間かけて完走したそうです。「ゴールの時の輝いている姿は今でも忘れられません!」というAさんの瞳も輝いていました。そしてご夫婦はホノルルマラソンに参加することを目標に励み今年10回目の挑戦になります。もうエントリーも済ませたそうです。

新薬は高く遣り繰りが大変だったとAさんは当時を振り返り笑顔でお話します。Aさんは70代。仕事もしています。「なんとしてでも・・・」Aさんが手術してくれる病院を探し回ったお話の中で何度も出てきた言葉です。この気持ちが奇跡を起こしたと思います。フルマラソン参加は今ではご夫婦の人生の目標になっています。

マラソン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です