同一労働同一賃金

「日本人ならたいていそうします」と言われ、無難な方に
選択することが多いが、これからは自分の考えで選択する人が
増えてくると思う。日常の暮らし方が多様になり価値観が
大きく変わり始めている気がするからだ。

私自身は書類が入っているカバンは重いので小銭を持たない。
キャッシュレスはもう2年ほど前からである。
固定電話がない家も増えているし、新聞購読よりネットニュースを
みる人も多い。電車の中で新聞を広げている人を見かけなくなった。

同一労働同一賃金が導入されると仕事に対する価値観や
勝ち組負け組といったすみわけする風潮も変わるかもしれない。
この導入すること自体に大きく価値観を変えるキッカケになるし
どう生きるのかを考えさせてくれるに違いない。

遺言や相続に対して団塊世代の人達は今の80代90代とは
違って自分の考えをしっかり持っている人が多い。
今住んでいるマンションや戸建てを相続だけではなく
どう活かすのかなどの提案もできるようにしたい。

電子署名更新

電子定款に電子署名すると印紙を貼らなくてすみ
印紙代4万円の支出を抑えられる。
電子署名するために行政書士の場合はセコムから
電子証明書をダウンロードする必要がある。

電子証明書は有効期限があり先月が更新月であった。
無事ダウンロードは完了したが、電子署名は他に
いくつかのソフトウェアも必要になる。
ところが他のソフトウェアのことはセコムは一切わからない
という。ワンストップというわけにいかない。

相続の相談も税金や相続分や土地家屋の処分などは
税理士、行政書士、宅地建物取引士、司法書士の
各士業に分かれている。それぞれ専門分野なので
ワンストップは難しい。相談者がワンストップで
相談できる場を提供したいと思っている。

 

 

 

全国どこの年金事務所でもOK!

私:    「遺族年金額を教えてください。」
年金事務所:「電話では回答していません」
私:    「それでは四十九日に帰った時に行きます。
       駅から5分位ですか」
年金事務所:「歩いて20分です。わざわざ四十九日の時でなくても
       全国どこの年金事務所でも受付けます。東京の最寄りの
       年金事務所で遺族年金の請求と年金額を聞けますよ」

法定相続情報一覧図を申請する法務局や訴状を提出する裁判所には管轄があるので
どこでも受付けするわけでない。それに比べて年金事務所に遺族年金の請求する
のは管轄がないのでとても便利だ。

今まで遺産分割協議書など作成した時は年金や葬祭費申請があることは
お知らせしていたが、いざ自分でやってみると結構大変だ。
これから死後の手続きはマイナンバーカードで健康保険や年金などが一度の
申請で完了するようになるのも遠い先ではないようだ。

今年はたくさん富士に出会った

 

 

家族にとって介護とは

先日、義父が他界した。15年の寝たきり生活だった。
病院の入退院から始まり、遠距離介護、老人ホームなど
たくさんのことを学ばせていただいた。

その間に介護関係の本や介護士の体験談など何冊か読んだが
実際に体験してみてわかったことが多い。
15年の介護生活は家族や本人の精神的負担が大きい。
経験してみないと心理面などはなかなかわからない。

今、社団法人設立に携わっている。主任介護支援専門員の方々が
集まって地域貢献などを目的に立ち上げようとしている。
この業務を進めていく中、主任介護支援専門員の方とお話をする
上で介護の経験が大いに役立っている。

 

 

 

大切なことは言葉にならない!

長岡の花火を見に帰ってきた。去年初めて長岡の
花火を見てその迫力に圧倒された。
また見たくなったのである。
花火には不思議な力がある。

小さい頃から親も花火が好きでよく連れて行ってくれた。
花火を見る日は朝からウキウキしていた。
頭の真上に上がって開くだけなのに引き付ける。
身体を揺するような大音響。

花火を見ていて全て忘れている時や
小さい頃をふと思い出す時がある。
言葉はいらない。
言葉以上の感動を与えてくれる。
大切なことは言葉にならない。
まだ余韻が残っている。

紙を蝸牛🐌が食べる!

「蝸牛が紙を食べるのよ!」と知人から電話があった。
庭にある葡萄を鳥などに食べられているので、
今年は収穫を期待して葡萄の青い実に袋をかけた。

袋は家にある封筒だった。その封筒を蝸牛が食べたという。
農家で使う袋は虫がつかないよう農薬処理がしてあるの
かもしれないという。

紙は木から出来ているので、食べられるものではあるが。
それにしても青い実はかなり酸っぱいはず。
その実も食べたのだという。
自然の生き物の貪欲さに驚いた。

 

7月1日から改正!

相続法で今月1日から改正されたものがある。
①相続開始後の預金の払い戻しの緩和
②居住用不動産を夫婦で贈与した場合
③遺留分権利者は侵害額を金銭で支払う
 よう請求できる
④長男の妻は義父を介護した場合は
 金銭支払いを請求できる

実際に役立つものになっている。
詳細を知りたい方はひぐち事務所までお問い合わせください。

これらは核家族が多くなったことが改正につながっている。
社会の変化に法律が追いついた形だ。
今、子供用の実用書が売れているという。

子供机の引き出しの整理やお金など学校が教えないことを
マンガをまじえて分かりやすくしている。
しかし、これらは本から学ぶものなのだろうか。
想像もしなかった社会の変化が急速に進んでいる。

雨の日楽しく

介護ネットワーク

先日、ある患者会に参加したときのこと。
病院の看護師長、ケアマネージャー、介護用品レンタル
業者の方々にお会いした。彼らは月1回の勉強会を
していると聞き驚いた。

彼らは親しく冗談を言い合ったりしているのをみると
この方々に在宅訪問医療を受けている人達は行き届いた
サービスを受けているのだろうと思った。
患者さんの情報が共有されているし、きめ細かく連携
しているので対応が早いからだ。

在宅訪問医療は超高齢化社会に進んでいくなかで各種の老人ホームを
選択するときのもう一つの選択肢となりうると思うが問題点もある。

今の50~70代は親をみとった世代で介護の苦労を知っているので
周りに迷惑をかけたくないという意識が強い。
またこれまで介護は家族で女の人が主にしていたが、
今の女の人は仕事を持っている人が多い。
在宅訪問医療はヘルパーさんだけで出来るのだろうか。

雨の中の陽だまり

 

 

騙されないで!

先週、「大変です!裁判所から手紙がきました」と電話があった。
2年前に公正証書遺言の依頼を受けた方からだった。

身に覚えがないとのことだったので、
「詐欺の手紙ですよ」と言うと
「無視していいんですね。ホットしました」という返事。

大抵の人は「法的手段に訴えます」というフレーズに
ビックリしてしまう。日本では「おおごとにしたくない」という人が
多く裁判所は敷居が高く、気軽に利用する雰囲気ではない。
それだけに「東京地方裁判所民事訴訟部」と書かれているだけで
「早く、何とかしなければ」と気持ちを動揺させる。実にうまい。

還付金詐欺も巧妙だ。介護保険料がとりすぎで還付金があると
区役所職員を名乗り電話する。すぐに詐欺グループ仲間が銀行員を名乗り
電話でATMに誘導して、振り込まれますからと「振込」を押させるのだという。

電話は留守電機能にしておいて、後でこちらから電話するのはどうだろうか。

初めてみる紫陽花の色

 

 

 

 

中心も咲く

システム障害

先日、全国チェーンのスーパーで買い物をしていたときのこと。
レジの画面にカード会社に電話することを指示する文章が
出てカードで買い物ができないとなった。

見ると全部のレジが同じ画面になっていた。
食料品買うのをあきらめて3階に行った。
ペット用品が10%オフになる最終日だった。
ところが3階のレジもカードで買い物できない。

全店のレジにシステム障害だという。
ペット用品が10%オフになるのは今までに
なかったことなので、これを楽しみに来たのに。
カード支払いでないと10%オフにならない。
諦めきれない私はなんとかならないのか店員さんに
聞いてみた。店員さんは店長に電話してくれた。

現金払いならと10%オフにしてくれた😊
後でお詫びの挨拶状に全国のレジで
カード支払いができなかったことを知った。

スーパーのレジでシステム障害にであったのは
初めてだが、考えてみたら銀行のATMもシステム
障害がある。
これから行政手続きもネット申請が進むだろう。
来年は会社設立も添付書類の手間がなくなり
ネット申請が進みそうだ。
システム障害が起きたときの対応も事前に
幾つか考えておかなければならない。