リビングウィル

リビングウィルは1970年代にアメリカで始まった運動で、日本では1976年
創設の日本尊厳死協会が「尊厳死の宣言書」を発行・管理したのが最初だ。

宣言書は①私の傷病が不治で死が迫っている時、単に死期を引き延ばす措置は
お断りします。②苦痛を和らげるために十分な緩和医療を行ってください。
③回復不能な遷延性意識障害(持続的植物状態)に陥った時は、生命維持装置を
取りやめてください。
以上3項目からなる。現在11万5000人が登録して、宣言書を持っているという。

病院でも人工呼吸器、胃ろう、点滴、水分補給の選択に患者本人や家族の署名欄を
設けているところもある。重要なのは本人と周囲の話し合いを通じて本人の
意思を明らかにしておくことだ。不治の傷病で死が迫った時に家族が判断する
のは負担が大きい。

そこで勧めるのはリビングウィルを公正証書にしておくことだ。
正常な判断能力があるときに作成したことを証明できるし、
家族が立ち会えばその同意も盛り込めるからである。

自然な姿で人生の集大成をーーー。
そのためにリビングウィルを公正証書にしましょう。
ひぐち法務事務所はそのお手伝いをします。
ご一報ください。

 

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