知っ得情報8 介護している人は仕事辞めないで!

介護している人は仕事辞めないで!
親など家族の世話をしなければという思いは誰にでもある。
でも、思ったより再就職はなかなかできないのが現状だ。
雇用形態が変わり、正社員採用が大幅に減少しているからだ。

今年1月1日から改正育児・介護休業法が施行された。妊娠・出産・育児期や家族の介護が
必要な時期に、男女共に離職することなく働き続けることができるよう、仕事と家庭が両立
できる社会の実現を目指し、雇用環境を整備することを目的としている。

介護に関して主な改正点は次の通りである。
①対象家族1人につき、3回を上限として、通算93日まで介護休業を分割取得できる。
②介護休暇は半日単位で取得できる。
③所定労働時間の短縮措置等を介護休業とは別に、利用開始から3年の間で
 2回以上利用できる。
④対象家族1人につき介護の必要がなくなるまで、残業の免除が受けられる。
⑤対象家族は同居・扶養していない祖父母・兄弟姉妹及び孫も追加された。
⑥上司・同僚などによる就業環境を害する行為を防止するため、雇用管理上
 必要な措置を事業主に義務付けた。

高齢者は少しの体調の変化で肺炎などになりやすく、ずーっと付き添っていたい。
しかし、介護年数や入院費用は予測が立たないので、介護離職時に2000万円位の
貯金があっても、再就職は難しくホームレスになってしまう人もいるという。

介護される側も介護する側も「痛み分け」を考えるときにきている。
ショートステイや特別養護老人ホームなどを利用して、
介護する人は仕事を辞めないことが重要だ。
仕事を持っていると職場で気もまぎれストレスを発散できる。
介護に専念している時より精神的にもよい結果が出ているそうだ。

 

仕事辞めないで!
応援しているよー!

 

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