ネット上のがん情報の半分は嘘!

「肺がん」と検索したら正しい内容は半分以下と新聞の記事にあった。
がんと宣告されたら、がん患者や家族はネットで情報を得て、治療方針を
決めることが多い。この大事な決定が嘘を基礎にしていたらと思うと残念だ。

オプジーボやキイトルーダなどの新薬や分子標的治療やゲノム治療など
ここ数年のがん治療の進歩が著しく、医学知識のない一般の人が
がん情報が正しいかどうか判断できない。

数年前のことだが、雑誌などによく出る料理家のA先生が玄米を美味しく食べて
長続きするには、炊き込みご飯にすると良いと記事を書いていた。
玄米を圧力鍋に入れ、シューと音がしたら、蓋をとり人参、椎茸などの
具材をポンと入れて蓋をして炊くとあった。

私は驚いた。圧力鍋は火にかけて圧力がかかったら、シューと湯気が勢いよくあがる。
ここで蓋をとるなら鍋の中の圧力を下げなければならない。圧力を下げずに蓋をとったら、
大やけどする。圧力を下げるのに15分位待たなければならない。

また火にかけて圧力がかかるのに5分はかかる。合計20分火を止めることになる。
玄米炊くのに途中で20分も火を止めたら一気に炊けず玄米はふっくらと炊けない。
A先生は圧力鍋を使ったことがあるのだろうかと疑った。雑誌編集者も本の知識だけで
実際圧力鍋を知らないからチエックもできないのでは。このような間違いはたくさんある。

自然療法の本は何冊も買ってあるが、実践しない人がいる。
これでは嘘か本当か見分けがつかない。
がん家族「そよごの会」のメンバーは食べ物、枇杷の葉温灸など実践している人が多い。
皆で話していると一人では気が付かないことがあり参考になる。がん情報も共有できる。
ストレス発散だけでないメリットがたくさんある。

 

 

 

 

 

長雨でも清々しく咲く

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