いのちの落語独演会

ツクツクボウシが鳴き、もう9月。いよいよ「いのちの落語独演会」の
準備も終盤に入る。少しずつ気持ちが引き締まってくる。
がん本人と家族を毎年招待して今年で17回目になる。

最初から毎回来てくれる人、抗がん剤投与の時期を落語会に合わせて
来てくれる人。病院から来て病院に帰る人など様々である。

「深刻な話と思いきや病院・家庭での出来事にこんなにも笑える」のは
同じ思いをしたからこその共感のある笑いだ。
だからこそ「笑っているのに涙がでる」と何人もの人から聞く。

悲しいことがあると感情も凍りついたままだ。
「時計が止まったままです」と表現される方もいる。

嬉しいことに
「いのちの落語会で笑ったことがキッカケで前向きになれました」と
声をかけていただく。
スタッフが着るTシャツも出番を待つ。

 

 

 

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