体内時計と薬

今年のノーベル生理医学賞は体内時計を生み出す遺伝子機構を
発見したアメリカ人3人が受賞した。実は「体内時計でノーベル賞?」
と思っていた。ところが、後で知って驚いた。

体内時計の仕組みが分かると医学の面でも大いに役立っているという。
各臓器は昼と夜とで働き方が違うのはよく知られている。
そして臓器は時間帯によっても養分の吸収が違うとのこと。

体内時計の仕組みを知ることで、どの時間帯が各臓器に薬が吸収され
やすいのかを知ることができる。抗がん剤を投与する時もこれを応用すれば
効率よく抗がん剤の効果をあげることができる。

最先端の顕微鏡や体内時計の仕組みの解明などによりがん治療は
飛躍的に進んでいる。

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